2020年台風8号の進路状況は?被害や勢力を予想!

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ついに台風シーズンに突入した2020年ですが、発生した台風8号の進路状況はどうなっているのでしょうか。勢力も強そうなので、被害が気になりますね。2020年の台風8号について、ここでは進路状況や勢力、日本や近隣諸国への被害影響などを調べてみました。

2020年台風8号の進路状況は?

2020年台風8号は、8月22日午前9時に与那国島の南南西でが発生しました。24日午後8時には、進路を久米島の北約230キロをゆっくりと北へ進み、25日以降さらに発達しながら東シナ海を北上するでしょう。九州にはさほど近づかず、朝鮮半島の西に進む見込みです。現在の東シナ海の海面水温が高いため、26日にかけて「非常に強い」勢力に発達する予想で、発達のピークを迎えその後、台風8号は黄海を進み、27日には中国東北区へと進むと見られます。

24日は大変激しい雨に見舞われた沖縄本島ですが、25日朝は台風8号を取り巻く雨雲は北の海上へと離れました。ですが、海上では波の高い状態が続き、25日いっぱいは沖縄や奄美近海では3~5m前後の高波になり、夕方には東シナ海沿岸を中心に3m以上となる為、マリンレジャーは控えた方が良いでしょう。また、日本海側のエリアを中心にフェーン現象が発生し、気温の上昇が予想されます。

最高気温が35℃以上の猛暑日となったりと、厳しい暑さになります。屋内でもエアコンを適切に使用し、適度な水分や塩分の補給といった熱中症対策が必須です。

フェーン現象とは?

初夏(5月)ごろ~秋にかけての北陸地方などでよく見られる「フェーン現象」とは、山に向けて吹いてきた風が山にぶつかると、風は山の斜面にそって登り、その後山の向こうへと斜面にそって下り、進んでいきます。 この時、山のこちら側と向こう側で気温が大きく違ってくるのが「フェーン現象」です。山のこちら側の気温が25℃として、吹いてきた風が高さ2000メートルの山を越える時に、気温は100メートルあたり0.6℃下がります。ですので頂上では、ふもとより12℃すずしい13℃になります。

空気が冷やされると、空気中の水蒸気は水になり小さな水のつぶができ、空気中をただよいます。 そして霧や雲として山の斜面では雨が降ります。山の斜面にそって向こう側へ風が下りていくと、気温が100メートルあたり1℃上がる為、頂上で13℃だった気温は、ふもとの平地では33℃にもなります。全国的に南風が強い場合、北アルプスなどの高い山に南風がぶつかります。

すると「フェーン現象」が起こり、風上側である太平洋側(東海地方など)の気温よりも、風下側である日本海側(北陸地方など)の気温がはるかに高くなります。その為、北陸では5月に30℃を超す真夏日を観測することもあるのです。

2020年台風8号の被害や勢力は?

台風8号は太平洋高気圧に押されるように九州の西を大回りしながら北上するので、九州が暴風域に入る被害のおそれは小さいようです。しかし、沖縄から奄美や九州は瞬間的に30メートル前後の強風が吹きますので、強風(暴風)や高波、大雨などに注意・警戒が必要です。そして、この台風8号が直撃するおそれがあるのが朝鮮半島です。さらに発達具合や進路によっては、過去最強クラスの勢力での襲来となるおそれがあります。

というのは、海水温が九州の西海上まで30℃以上の範囲が広がっている為、台風8号はこのあたりまで発達を続け、中心気圧は950hPa程度、最大瞬間風速は60メートル程度に達すると見られているからです。進路を少し東寄りにとれば、この発達のピークを迎えて朝鮮半島の南端に達するおそれがあり、上陸しなくても朝鮮半島の西端に沿って北上するような進路が予想され、未曽有の記録的な暴風や高潮などに見舞われるおそれもあります。

朝鮮半島は26日から27日にかけて、台風8号の襲来に最大級の警戒が必要となりそうです。

韓国でのこれまで最大級の台風は?

韓国にとって史上最強の台風襲来となったのは、1959年の台風14号です。日本では宮古島台風(第1宮古島台風)とも呼ばれ、宮古島では最低気圧908.1hPa、最大瞬間風速64.8メートル、最大風速53メートルを観測するなど、宮古島の7割の住家を損壊させました。台風14号は勢力を落としながらも東シナ海を北上し、950hPaという非常に強い勢力で韓国の南端をかすめて上陸した為、釜山市では最低気圧となる951.5hPaを観測し、これは過去最低気圧となる記録のようです。

1959年の台風14号により、韓国全土では1000人近い死者・行方不明者が出るほどの被害が発生しました。そして2002年の台風15号、2003年の台風14号、2012年台風16号なども韓国に被害を及ぼした台風としては、記録的に強いものです。2020年の台風8号が仮に950hPa~960hPa程度の勢力で朝鮮半島へ上陸すれば史上最強クラスとなり、たとえ上陸せず朝鮮半島の西端を北上しても、甚大な被害が心配されます。

2020年台風8号の名前は?

2020年台風8号の名前は「バービー(Bavi)」で、ベトナムが提案した名称です。「バービー(Bavi)」とは、ベトナム北部の山脈の名前から名付けられています。台風の名前は、国際機関である「台風委員会」の加盟国などが提案した名称が事前に140個用意されていて、年初からの発生順につけられます。

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