2019年台風1号の進路は?被害状況を調査!

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2019年台風1号の発生はとても速かったですが進路はどうだったのでしょうか?また、被害状況も気になりますね。今回は、1年最速ともいえる2019年台風1号の発生時期や進路、もたらした被害状況について振り返ってみました。

2019年台風1号の進路は?

2019年は、平年の25.6個よりも多い29個の台風が発生しました。そして2019年の台風1号は、1月1日午後3時に、南シナ海で発生しています。元日に台風1号が発生するのは、1951年に統計が始まって以来、初めてとなります。この台風1号は、2018年12月31日に発生した熱帯低気圧が年を跨いで存在したのですね。ですが、一年で海水温が最も低く、台風の発生が少ないのは2月という事実から、2018年の台風シーズンの延長であったと思われます。

2019年台風1号の被害は?

2019年の台風1号はその後、約21年ぶりとなる越境サイクロンとなりました。元日に発生後、進路は南シナ海をさらに西北西ヘ進んだ事で、日本付近への被害や影響は見られませんでした。2019年の台風の日本での被害や影響については、接近数は平年の11.4個より多い15個で、これは統計史上7位となっています。日本本土への上陸数は平年の2.7個より多い5個と、発生数と日本への接近・上陸数がいずれも平年を上回りました。

2019年1月1日15時に南シナ海で発生した台風1号は、南シナ海の熱帯域で対流活動が活発になり、この中から積乱雲が集まった事で熱帯低気圧となり、さらに発達して中心気圧が1000hPa、最大風速が毎秒18mとなり、台風の基準となる『最大風速が毎秒17.2m以上』に達したのです。赤道近くの海域は真冬でも、海面水温は28度以上あります。台風が発生する海面水温は[27度以上』ですので、台風の発達には十分な海面水温です。

先述のように2019年の台風1号は、進路を南シナ海を西進し、日本へは直接の被害や影響はなかったのですが、南シナ海南部やインドネシア近海の活発な対流活動によって、その北にある高気圧が発達して偏西風を大きく蛇行させる可能性があります。このため、間接的に日本付近に寒気を南下させるという被害や影響が出る可能性もありました。

「もう台風」ではなく「まだ台風」?

正月の台風発生は2019年までにもありましたが、発生がもう1日早ければ、2000年の台風23号が発生した12月28日を抜いて、一年で最も遅く発生した台風となるところでした。2019年の台風1号が発生したとき、「正月なのにもう台風1号が…」と感じた人が多く、マスコミ等でもそのように取り上げられました。ですが、「正月なのにまだ台風が…」の方が適切な表現です。

なぜなら、台風は暖かいと多く発生する事から、その年の台風シーズンというのは、北半球では気温が1 番低くこれから暖かくなる、2月下旬から始まるといってよく、1月は前年のシーズンの続きに相当するからです。ですので多くの年は、1月に1個発生したあとはしばらくして、2個目は4月から5月に発生します。

台風の名前の由来は?

台風は、その被害を受けている14ヶ国・地域で構成される「台風委員会」によって予め用意された140個の名前から、順番に名前がつけられます。2019年の台風1号の名前は、ラオスが提案した「パブーク(Pabuk)」という淡水魚の名前が付けられました。そして、2018年最後の台風となった29号の名前は、日本が提案した星座の名前「うさぎ」です。

なお、台風委員会の参加国・領域は、50音順にアメリカ(グアム・サイパンが米領)、韓国、カンボジア、北朝鮮、タイ、中国、日本、フィリピン、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、ミクロネシア、ラオスの14カ国・地域です。

2019年台風1号の進路は?被害状況についてまとめ

2019年の台風12号は、元旦に発生したから1番乗りという訳ではなく、2018年の続きととらえた方がよさそうですね。また、台風のアジア名の由来にもいろいろな経緯があって興味深いですね!

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